2013年7月11日木曜日

率川(いざかわ)神社

念仏山寺古墳(開化天皇陵古墳)から
南の方へ少し歩いた所に
開化天皇の伊邪河宮があったといわれる
率川(いざかわ)神社があります。

正式名は率川坐大神御子(いさがわにいますおおみわのみこ)神社


593(推古1)年に勅命により大三輪君白堤が創祀した
とのことで、現在この神社は大神神社の摂社です。

毎年6月17日に行われる三枝祭(さいくさのまつり)に使われる
笹百合(古名:さいくさ)の花は、三輪から電車で運ばれている
そうです。

三枝祭は8世紀の養老神祇令に国家の祭祀として規定される
由緒ある祭で、厄病除けの祭りとして今に受け継がれています。


平城京遷都前からある奈良市最古の神社とのこと
 



御祭神は神武皇后・媛蹈韛五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)
その父・狭井大神(さいのおおかみ=大物主神の荒魂)
その母・玉櫛姫命(たまくしひめのみこと)の三座


 
率川はこの神社のすぐ南に今は暗渠となっているそうです。

他の天皇と違って開化天皇の宮と御陵だけがぽつっとあると
いうこの地はとても不思議で、いつの時代からかはわかりません
が、推古天皇の頃には三輪と深い繋がりがあるのは確かです。

不思議な事だらけですが、いつか少しでもわかるのでしょうか~





より大きな地図で 念仏寺山古墳 を表示

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