2013年5月10日金曜日

頭塔(ずとう)

平城京天平祭のあったG.W.は春の特別拝観の時期でもあり、
平城宮跡から一度みたいと思っていた頭塔へ寄りました。





平城京天平祭にあわせてJR奈良駅の方に臨時バスが
出ていると、会場で貰ったパンフレットに載っていたので
乗り場へ行くと、ならまちの方まで行く巡回バスだそうで
頭塔の近くまでそれも100円で行けるなんてスバラシイ。

20分位で奈良ホテル前に着いてそこから徒歩5分程で
到着。スマホのナビは本当に助かります。


ホテル ウェルネスの奥↑ にあります
え、ここ?!
新薬師寺辺りに行く時に何度も通っていた
のに、今まで全然気が付かなかった・・・

ほんとに知らないというのは・・・;




4/27~5/6春の特別拝観(通常は要予約) 協力金300円


頭塔というのは、奈良時代に東大寺の僧・実忠が
築いたとされる、方形七段の土塔です。
東大寺の瓦が使われていることからも、東大寺の
関連施設だということです。
堺市の土塔とやや類似していると言われます。



石仏がある所だけ瓦で庇があるように復元しているが
本来は全部瓦葺きだそうです


国史跡 南側は復元せずに現状保存されている




1辺32m 高さ10m 
見晴らしは良いし見学の為の整備もされているので
もっと気軽に入れたら良いのになあと思います。

ここにいらっしゃったボランティアガイドさんはとても
勉強しておられる方で、色々お手持ちの資料なども
見せてくださって大変わかりやすく説明してくださいました。

ガイドさんは頭塔は堺の土塔とは全く別物だとおっしゃって
ましたが、もっと違う感じだけど、岡山に熊山遺跡というのも
あるよと教えてくださいました。
熊山遺跡の三段の石積遺構も奈良時代の仏塔と考えられる
そうです。


熊山遺跡(岡山県赤磐市)の石積遺構(国史跡)
【赤磐市HPより】

そのガイドさんの説明にも、説明板やパンフレットにも
載ってなかったのですが、頭塔の下には横穴式石室
(6世紀)があったとのことです。
うーん。詳しいことはわかりません。


ともあれ、頭塔を後にし、近くの一度行ってみようと
思っていたカフェに行ってみたら混んでる・・・
違う所も時間かかる・・・というので帰路につきました。

食べ物には縁が無かったですが、奈良満喫です。





より大きな地図で 頭塔 を表示

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