2013年4月15日月曜日

外山(とび)茶臼山古墳

7日(日)の鳥見山周遊の前に・・・
外山茶臼山古墳(桜井茶臼山古墳)(国史跡)に寄りました。


前方部 右端に説明板あり

4世紀でも早い段階の柄鏡形の前方後円墳(全長207m)で
初期ヤマト政権の大王の墓ではと言われています。

古くから盗掘を受けていたと思われますが、平成21年の調査では
竪穴式石室は貴重な水銀朱が200kgも塗られ、天井石はベンガラ
を練りこんで赤色にした粘土で覆い、石室の真上部分では前例の
ない「丸太垣」が囲んでいたとみられます。

後円部からは茶臼山型二重口縁壺と呼ばれる土師器が出土し、
その他国内最多の81面分の鏡や碧玉製玉杖・玉葉、多量の
柳葉式鉄鏃が出土しています。
「是」という文字のあった鏡の破片は、群馬県高崎市の蟹沢古墳
出土の鏡と同型だということがわかっています。

ざっと自分の覚え書きのように並べましたが、色々すごい古墳で
これからも調べれば調べる程色んなことがありそうです。
(こちらを参考にしました)





古墳東側の排水路みたいな道を通って後円部へ
柵が開けてあるので一段目?に入れます
前方部は二段、後円部は三段築成

住宅街の方から見上げた後円部
丘陵を利用して作ったのがわかります

近鉄桜井市駅から徒歩約15分。

車の場合は前方部側の道沿いにならちょっと車が
停めれそうかなと思います。

後円部側は住宅街で開けた感じですが、古墳東側
の道は、地図では道に見えましたが排水路みたいで
とても陰気でした・・・雨の朝だからかな;




より大きな地図で 外山茶臼山古墳 を表示

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